鈴中の仕事

海と町と人の風景に

INTERVIEW

スズキマリーナ三河御津

ひとに恵まれて、
明日と向き合う

工事部 今泉 泰斗

「スズキマリーナに来るのは初めてです。会社が船を持っていて、船舶免許があれば貸してくれると聞いたことはあるんですけど。……僕が免許ですか? もちろん持ってないです」
そう笑うのは、2017年入社の今泉泰斗。豊橋に生まれ、豊橋で育ち、豊橋の工業高校を卒業したのち、鈴中工業に入社した。現在は土木の現場で先輩たちの指導を受けながら、少しずつ仕事に慣れてきた頃だという。今どのような仕事をしているのか。どうして鈴中を選んだのか。実際働き始めてどう感じているのか。船に囲まれたスズキマリーナ三河御津で率直な思いを聞いた。

今の仕事内容を教えてください

蒲郡市内の国道23号線にある現場で、工事用道路を作っています。これはその名のとおり、工事車両や資材を運ぶための道路。僕はここで、道路の形を決めるための「丁張り」という仕事を担当しています。丁張りとは、施工の高さや配置の基準となるもの。これが狂っていると、出来上がりも設計図通りにいきません。道路を作る場合、丁張りはおよそ5メートルピッチで作ります。今つくっている道路の全長はおよそ600メートルですから、単純計算で120の丁張りが必要です。少しでも計画が変われば丁張りも作り直し。なかなかの大仕事です。

鈴中工業を志望したのはどうしてですか?

工業高校では土木を専攻していました。土木の仕事に興味があったわけではなく、家に近いから、という理由でしたが、思いのほか自分に合っていましたね。もともと何かを作るのが好きで、プラモデルとか大好きな子どもだったんです。手を動かし始めると没頭しちゃうし。たぶん、つくると行為そのものが好きなんだと思います。

だから、高校で学んだ土木を活かして建設会社に就職するのには違和感なかったですね。大きなものを作る仕事ですから。その中でも鈴中を選んだのは、現場の雰囲気の良さでした。就職活動では10社ぐらいを見学したんですが、鈴中で働く人はみんな優しい印象を受けたんです。先生からも「この会社はいいよ」とアドバイスをもらったので決めました。

入社してからもその印象は変わりませんか?

印象は変わらないどころか、むしろみんないい人すぎるほどです。時間が経つほど優しくなっていくので、これからが怖いぐらいですね(笑)。ミスしても頭ごなしに怒られるということはありませんし、理由をはっきりさせて「こうしてミスになったから気をつけろよ」と言われます。現場で厳しい人も少なくありませんが、一緒にご飯を食べにいくと優しかったりします。

豊橋と蒲郡、距離は近いですが思い出などはありますか?

普段は電車で通り過ぎるだけで、実は会社見学が初めての蒲郡でした(笑)。豊橋とはまた全然違った雰囲気ですね。海が近いとか。のんびりした雰囲気とか。ただ、今は実家から通っているので、遊びにいく場所もよくわかりません。これから美味しいお店やスポットなどを知っていきたいです。

これからやってみたいことを教えてください。

最近、鈴中でもIT化がとても進んでいます。今の現場でも最先端の機械が導入されたり、動かすには特別な資格が必要になったりしています。ドローンもずいぶん現場で見るようになりました。いつか、そういった次世代の技術を自在に使えるようになりたいですね。今はまだ、先輩についていくのに精一杯。でも、これから少しずつ任されることが増えて、できることを広げていきたいです。

今泉 泰斗Taito Imaizumi
部署:工事部入社年:2017年

愛知県豊橋市生まれ。仕事がない日は家で寝ていることが多い。趣味は映画鑑賞。ミステリー系の邦画が好きでよく観ている。最近はあまり出不精になっているので、家の外に出て楽しみを見つけることが今の目標。

鈴中の仕事 02

スズキマリーナ三河御津

施工内容:地上部分建設 竣工年:1994年
東名高速道路、音羽蒲郡ICから車でおよそ20分。豊川市御津町に位置するスズキマリーナ三河御津(みかわみと)の○○○部分を鈴中工業が施工を担当した。スズキマリーナの目の前には三河湾が広がっており、フィッシングやサマースポーツを楽しむ絶好のポイント。また、周辺には温泉やアミューズメントスポットも多数あり、家族でも大人数でも楽しめる、マリンライフの拠点となっている。

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