鈴中の仕事

海と町と人の風景に

INTERVIEW

竹島水族館

知らなかった自分を、
ここで見つけた。

工事部 高羽 康平

「自分が関わった案件の中でも、この竹島水族館は特に印象に残っています。完成したときは、記念に妹を連れてきました。アシカショーを喜んでましたね。自分の仕事の成果を家族に見せられるのは貴重だし、嬉しいことですね」
2015年入社の高羽康平は、自分のことを現状維持をしたいタイプだという。新しい刺激を求め続けるのではなく、できれば慣れた場所で働き続けたい。そんな彼にとって、鈴中工業の仕事はどのようにうつるのか。人がまばらな、平日の水族館の前で聞いた。

今の仕事内容を教えてください

入社してからこれまでは、半年ほどの短期間でいろんな場所を受け持っていましたが、今は警察署の施工につきっきりですね。日々の安全書類のまとめ、現場での工事写真の撮影、画像の整理、あとは現場内の整理整頓が僕の役割です。2019年で、ちょうど入社3年目。少しずつ任せてもらえる仕事が増えて、現場をひとりで見ることも出てきました。そのときに何かトラブルが起きても上司に判断を仰ぐこともできませんし、大変さを感じる瞬間はたくさんあります。でも、責任を持って切り抜けて完成した時の安堵と達成感は、この上ないものがありますね。

鈴中工業を志望したのはどうしてですか?

大学は建築学部に所属していましたが、実は教師になりたいという夢を持っていました。家庭教師のアルバイトをしたり、教員試験に向けた勉強に励んだりして結構頑張ったんですよ。……でも、途中で「もう覚えきれない」と限界を感じてしまって。どうやら自分は勉強が得意じゃなかったみたいです(苦笑)。そこに気づいてからは、専門に即した建設関係の仕事を目指しました。実家が近い方が何かと便利だろうと東三河で探していたときに、見つけた会社が鈴中工業だったんです。

住宅を極めていくのも面白そうだけれど、公共設備や工場など、いろいろな物件に携わった方がきっと面白いし、鈴中ならそれが実現できるように思いました。

「鈴中らしさ」はどんなところにあると思いますか

東三河にもいろいろな建設会社がありますが、中でも鈴中は「総合力」が得られる会社だと思います。大手だと「コンクリートだけ」とか「鉄筋だけ」といった狭いアプローチの会社も少なくありません。専門特化していくのもいいと思いますが、僕はなるべく広い視野を持ちたいので鈴中の事業範囲の広さは嬉しいです。

仕事のモチベーションを教えてください

僕は、どちらかと言えば刺激を求めるというより現状維持をしたいタイプです。学生時代はテニス一筋でしたし、アルバイトもずっと同じお好み焼き屋で働いていました。慣れてしまえば、同じ場所で、同じことを続ける方がずっと楽ちんですよね。ただ、鈴中での仕事をしていくうちに、新しいことも意外といいぞ、と思うようになりました。

現場は、物件が完成すると次の現場に移動します。同じところで働けるのは半年か1年程度。同じチーム、同じ現場は二度とありません。そういうのはあまり得意じゃなかったはずなのに、今はむしろその変化を楽しむ自分がいます。これからもいろんな現場で、新しい一面を発見できたらと思います。

高羽 康平Kohei Takaba
部署:工事部入社年:2015年

愛知県豊川市生まれ。趣味はお城や歴史的な名所をめぐること。休日には愛車に乗って遠方まで足を伸ばすこともしばしば。お気に入りの場所は、松本城と小田原城。お城はただ美しいだけではなく、建築的な側面からも興味がそそる対象だという。戦国武将では豊臣秀吉が好き。

鈴中の仕事 05

竹島水族館

施工内容:耐震改修工事、リニューアル工事、外部改修工事 施工年:2018年
蒲郡市竹島町にある蒲郡市が運営する水族館。鈴中工業はこの改装工事を担当した。
竹島水族館には、三河湾、遠州灘の生物を中心に500種、約4,500点が飼育されている。人気はアシカショー。アットホームな運営が人気を呼び、県内外から多くの観光客が訪れる。

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